Photo Studio

ヴェネチア映画祭便り〜2



エイミー・アダムス。「アライバル」のフォトコールにて。

ベネチア映画祭では、何作品かに出演しているということで何日間か連続で登場する女優さんが毎年現れるのですが、今年はどうやらエイミー・アダムスが時の人な様子。



「ビッグ・アイズ」でゴールデングローブの主演女優賞を受賞しましたが、それまでは助演女優作品が多く割と遅咲きのキャリアな彼女。今回のベネチアでは貫禄を見せています!

まずは「アライバル」というSF作品のフォトコールに登場。
その晩の正式上映の時の赤絨毯でもひときわ輝いて、イタリアの観衆から大人気でした。


そして翌日は、トムフォードの監督作品「ノクチューナル・アニマルズ」で再登場。
フォトコールにはトムフォード(左から2番目)、ジェイク・ギレンホールとともにトムフォードの衣装で固めています。



「ノクチューナル・アニマルズ」は深い闇を描いた、バイオレントでスリリングな作品。ファッション・デザイナーであるトムフォードが監督として描きたかった世界は何なのか、彼は何を語りたいのか、気になるところです。

アメリカの雄大な感動的すぎる景色と、描かれる世界の闇が対照的なコントラストをなしていて、映像的にも刺激を受ける作品でした。


さて、この作品の赤絨毯のエイミー・アダムス。貫禄あると思いません?

まだまだこの先もジェイムス・フランコなどスターの到着が目白押しのベネチア映画祭。
お楽しみに。

(若)

< ヴェネチア映画祭便り1〜開幕!  |  一覧へ戻る  |  ベネチア映画祭便り3 >