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ベネチア映画祭2021 ~リポート1・オープニング



ベネチア映画祭、今年も開幕しました!
昨年、カンヌが開催されることがなかった中でこの映画祭は開かれたのですが、今年も世界情勢にも負けずにスタートしました。

今回のコンペティション部門の審査員長は韓国のポン・ジュノ監督。『パラサイト 半地下の家族』くらいから、一挙に国際的に知名度の高い監督となりました。
他には、フランスの女優ヴィルジニー・エフィラー、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督、カナダの女優サラ・ガドン、英国のシンガーソングライターであり女優でもあるシンシア・エリヴォほか。



オリゾンティセクションのオープニング作品として上映された『レ・プロメス Les Promesses 』の
イザベル・ユペールとレダ・カテブの姿も。



コンペのオープニング作品、アルモドヴァール作品『パラレル・マザーズParallel Mothers』の
ペネロペ・クルス。

笑顔に癒されるので、
カメラマンの間ではペネロペの人気が高いです。

ゲストが一度に到着して、
ジェーン・カンピオンやロベール・ベニーニと一緒に騒然とした赤絨毯で、
写真がちゃんと撮れているか心配げなジェスチャーを見せてくれた一面もありました。
イタリアの赤絨毯は、
とにかく「混沌」で・・・
どこにレンズを向けて良いかわからなくなります。



今回は、グリーンパスと言われるQRコードを利用した接種証明が必要となり、
それがないばあいは「陰性証明を見せないと赤絨毯などにアクセスできない」と言われていて、
日本や他の国のワクチンシステムはQRコードがないので
一体どうやって入れるものか、と
気をもんだりしましたが、
準備期間中からかなりあちこちの情報を集めたりしながら、
どうにかイタリアに入国、そして赤絨毯に2年ぶりに戻ることができて、
感激もひとしおでした・・・

イタリア勢はもちろん、フランス、ドイツ、その他の国々のフォトグラファーたちも
ちゃんと赤絨毯にいました。
参加フォトグラファーは人数的には、今までとほぼ変わっていないようです。

去年からできなくなってしまったこと(フォトコール会場にはほとんどのカメラマンは入れなくなった)
もあるのですが、
当面の間はそれに甘んじるしかありません。

色々なことが全て不確実、不確定な中でも、
模索しながら進むことの大切さを改めて感じた1日でした。




良い映画祭になるように、と願っています。

明日以降もたくさん楽しげな顔ぶれが登場するようです!

(若)

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