カンヌ映画祭2024レポート②〜グレース・ヴァンダーウォールとハンバートハンバート

映画祭がつづきます。


こちらでは正式上映の翌日にフォトコールがあるのですが、『MEGALOPOLIS』の上映でみかけたミュージシャンのグレース・ヴァンダーウォールも
フォトコール会場に来ていました。

嬉しくなって声をかけることができました〜
他のカメラマンたちがコッポラに夢中になっている間に！



グレースは、１２歳のときにウクレレを抱えて圧倒的歌唱力をもってアメリカの歌番組で彗星のように現れたのですが、
そういうところから知っていることを伝えてみたらハグしてくれました（😭）
まさかここでこんなふうに会えるとは夢にも思っていなかったので、嬉しすぎでした。



もうひとつ嬉しいといえば・・・
ある視点部門に奥山大史監督の『ぼくのお日さま』の上映があり、
池松壮亮さん、越山敬達さん、中西希亜良さんのキャスト3人と、
主題歌のハンバートハンバートの佐藤良成さんが登場。



ハンバートハンバートが大好きなわたしは、
かなりテンションが上がりながら撮影。
実は、昨年映画のスチール撮影を撮影させていただいたときに池松さんともご一緒していたので、
池松さんとの再会も嬉しく。



この作品はすでにオンラインで見させていただいていたのですが、
カンヌの大スクリーンで見ると、
奥山監督の映像力で、シンプルなのに美しいこと、美しいものが堂々と佇んでいて、
相当特別な力がある作品だと感じさせられました。



上映後の拍手は、わたしがいままでに見た中でも一番かもしれないと思うくらいの、
大喝采で、8分も続く大拍手と声援のなかのスタンディングオベーション。
キャストの2人の目から涙が・・・
なにか受賞できるかもしれませんね。



池松さんと2人のキャストの距離感が、ぎゅっとしていて見ていて暖かいチームでした！

とてもハードスケジュールなのですが、楽しすぎてついつい全開のエネルギーになります。

まだまだ映画祭はつづきます〜
（若）

photo and text by Kazuko Wakayama _ all rights reserved