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カンヌ映画祭2024レポート①

カンヌ映画際 若山和子

カンヌ映画祭が今年も開幕しました。

今年も、大型のアメリカ映画がアート度の高い作品群に混じっていて、

ひっそりとした傑作も、大御所の作る大作品も、同じ器で取り扱われる楽しさをカンヌにいると感じられます。

映画祭の醍醐味はほんとうにいろいろあります。

今年の審査員長は『バービー』の監督、グレタ・ガーウィグ。
若山和子 kazuko wakayama

オープニングはカンタン・デュピューの新作で、レア・セイドゥやルイ・ガレルが出演。コンペ作品ではないので、赤絨毯自体はわりと落ち着いていたとはいえ、ジェーン・フォンダ、ジュリエット・ビノッシュ、メリル・ストリープなどその翌日はジョージ・ミラー監督のマッドマックスの新作『マッドマックス:フュリオ』が登場。いまもっとも注目される女優のひとりであるアニャ・テイラー=ジョイがメインキャストのひとりとして、美しく可憐に赤絨毯に現れ、この日の赤絨毯は豪華ゲストも相次ぎ、フォトグラファーとしては嬉しい悲鳴。

kazuko wakayama

開幕3日めにはフランシス・フォード・コッポラは、40年も前から温めてきたという『メガロポリス』をカンヌで発表。アダム・ドライバー、シャイア・ラ・ブーフ、ナタリー・エマニュエルといった豪華なキャストの並ぶ横に、グレース・ヴァンデルウォールがいました。音楽に、知る人ぞ知るシンガーソングライターのこの人を選ぶというのが、またコッポラのかっこよさを感じました。

若山和子 kazuko wakayama

でもグレースは、映画界では知名度がないのでわたしがそっと「グレース!」と声をかけたらポーズしてくれました。うれしい。

今回は、ベネチア、そしてアカデミー賞を座巻した「哀れなるもの」のヨルゴス・ランティモスやデビッド・クローネンバーグ、ポール・シュレイダーなどなど楽しみな監督作品であふれ、さらにある視点には奥山大史の『ぼくのお日さま』が日本から選出されるなど日本からの話題も豊富で、楽しみがつづきます!

写真で綴っていきますのでみなさまどうぞお楽しみにしていただけたら嬉しいです。

photo and text by Kazuko Wakayama 

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