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フォトグラファーのフランス・パリ&カンヌ映画祭便り 〜 2

カンヌ映画祭のポスター。今年はジャンリュックゴダールの70年代の映画のワンシーンから。

いよいよ、今日からカンヌ映画祭が開幕です。

今年のポスターは、ジャンリュック・ゴダールの『気狂いピエロ』(1965) がデザインされたもの。
ヌーベルバーグの映画を代表するポスターに、
カンヌに集まるシネフィルたちの心がときめいています。

グッズを買うのが既に今から楽しみ・・・。


さて、開幕のレッドカーペットは今年もとても豪華でした!

審査員たちが赤絨毯の階段の上に並ぶ姿

今年の審査員たちが一列に勢ぞろいです。

左からチャン・チェン(台湾)、クリステン・スチュワート(アメリカ)、アヴァ・デュベルネイ(アメリカ)、デニス・ヴィルヌーヴ(カナダ)、ケイト・ブランシェット(オーストラリア)、ロベール・ゲディガン(フランス)、カジャ・ニン(ブルンディ)、アンドレイ・ズヴャギンチェフ(ロシア)、レア・セイドゥー(フランス)。


審査員長のケイト・ブランシェット
ケイト・ブランシェットが今年は審査員長。
この人は、カンヌの常連です。

審査員の一人。
仏女優のレア・セイドゥー。

オープニングのレッドカーペットに現れたスターたち
今日のレッドカーペットにはこの人の姿もありました。
ジュリアン・ムーア。
赤絨毯の保護色のようなドレス・・・

この人も赤絨毯に現れました
ちょっとびっくりしたのはこの人、イザベル・アジャーニ。
最近は全然映画に出てきませんがご健在です。
『王妃マルゴ』や『カミーユ・クローデル』のアジャーニがとても好きだったので懐かしいです。

スコセッシ

スコセッシの姿も!




オープニング作品
そしてオープニング作品のペネロペ・クルスとハビエル・バルデム。

今年からディレクターが代わって、プレス関連の記者会見やフォトコールが正式上映の翌日になるなど、
永年の慣習がちょっと改められたりしています。

どんな映画祭になるのでしょうか。

日本の作品も是枝監督の『万引き家族』に濱口竜介監督の『寝ても覚めても』と二本もコンペに入っているので嬉しいですね。
監督週間部門にも、アニメーション『未来のミライ』が、そして短編でも『どちらを選んだのかはわからないが、どちらかを選んだことはわかる』が入っているので注目されていますね。

フォトグラファーとして、このうち2作品のオフィシャルフォトグラファーを務めさせていただくので、
ご一緒するのが楽しみです!



みなさまもお楽しみにしていてくださいね。


(若)



all photo by (c) Kazuko Wakayama
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