 
    
    ブラッド・ピット。作品はジェームス・グレイのSFアドベンチャー『Ad Astra アド・アストラ』。
    この人が来ると映画祭はとても盛り上がります。カメラマンも、沿道を歩く人々も。
 
     
    ちなみに、このベネチア国際映画祭はリド島、といういわゆるベネチアの歴史的中心地とは離れた島の上で行われています。
    なので、基本的にこの時期この島にいる人は映画祭に関係する人か、
    映画祭のために訪れている人のどちらかで(他に海水浴を楽しむ現地の家族連れの姿もありますが)、
    つまりみんなみんなが映画祭のためにここにいる、
    というとても特別で楽しい状況です。
    
    それから、同じ作品に出演のリブ・タイラー。
    彼女、不思議なオーラがありました!
    『MARRIAGE STORY マリッジ・ストーリー』のスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバー。
    
    作品は離婚をめぐる話なのですが、スカーレットがしきりにアダムの顔を覗き込んだりしていて
    仲が良さそうだったのが逆説的ですが楽しそうでした。
    
    
    

    『SEBERG』ではクリステン・スチュワートが俳優ジーン・セバーグの役を演じている。
    
    そういえば、スカーレット・ヨハンソンも、クリステンも、
    どちらもメインの潮流とは別のところにいる、というテイストと特別な存在感を感じます。
    
    

    
    巨匠、ロマン・ポランスキーの姿はありませんでしたが(逮捕される可能性があるのでフランス国外にでれないそうです・・・かわいそう)、『J'ACCUSE』(英題 『オフィサー・アンド・スパイ』)の
    左からルイ・ガレル、エマニュエル・サニエ、ジャン・デュジャルダン。
     
     
今年のベネチアはとにかく暑いです・・・
    こんなに暑かった年は思い出してみても過去20年間のベネチアにはなく、
    
        これも世界的な気候の温暖化の一端ということなのでしょうか。
     
    とにかく私たちカメラマンは赤絨毯では「黒服着用」。
女子は涼しげにワンピースで、男子はスーツのジャケットなし、ノーネクタイという、
特別バージョンでの服装が目立ちます。
ベネチア映画祭、今回は次から次へと大物スターがやってきて、
フォトグラファーの私たちは、撮影・編集・配信に追われています。
練る間を惜しみながら・・・!